シマンテックのエンドポイントセキュリティ: 保護、防止、イノベーション

業界をリードするエンドポイントパフォーマンスでFUDを克服

米国では、毎年10,000件以上の大規模なM&A（合併・買収）が行われています。このようなM&Aは、多くの場合、お客様にサイバー・セキュリティを統一し、向上させるための新たな機会を提供します。Broadcom Softwareの一事業部であるシマンテックは、2年前にBroadcomがシマンテックを買収したときにM&Aを別の視点から捉え、その変化から当社の製品やサービスの将来性について疑問を投げかける声もありました。

特に新興企業は、買収によってシマンテックの製品やサービスの質が落ちるのではと心配するお客様を取り込もうとして、時代遅れのFUD、すなわち恐怖（fear）、不安（uncertainty）、疑念（doubt）を熱心に顧客に植え付けようとする動きが多く見られました。シマンテックは、事実に基づく最新の情報をお客様に提供し、当社の保護、パフォーマンス、価値に関する競合他社の事実に反する主張が根拠のないものであることを明らかにします。

それでは、当社のエンドポイント保護に対する独立機関からの評価を見ていきましょう。

• Symantec Endpoint Security Complete（SESC）は2020年のMITRE ATT&CK評価において、保護機能で100%、検知機能で91%のスコアを獲得し、トップの成績を収めました。当社の直接的な競合他社の中に、これほど高い合計スコアを達成できた会社はありません。当社は、堅牢な脅威のブロックにより、組織の時間とコストを削減できることを実証しています。

• 2021年に発表されたGartner®のレポートTechnical Professionals Solution Scorecard for Symantec Endpoint Security（技術の専門家が採点したSymantec Endpoint Securityのソリューションスコアカード）[1]において、シマンテックは100点満点中90点の総合評価を得ました。 「Symantec Endpoint Security（SES）は、エンドポイント保護プラットフォーム（EPP）に関するGartnerの必須基準の97%、推奨基準の86%、そしてオプション基準の73%を満たし、総合的な加重スコアは90%になりました。」
• AV-TEST社によると、シマンテックはクロスプラットフォームエンドポイント保護のために最善の保護ソリューション（Best Protection）を提供し続けています。シマンテックはAV-TESTの隔月のテストにおいて、2018年2月以来一貫して、最高ティアのスコアでTop Product（トップ製品）アワードを受賞してきました。
• シマンテックは過去30四半期連続でSE Labsの最高ランクAAAを維持しており、総合的な精度評価でも常にトップレベルを維持しています。

また、お客様からも「最高」との評価をいただいています。シマンテックは1億のエンドポイントを守っています。お客様の価値を高め、競合他社との差別化を図り、トップを維持するための進歩です。

継続的なイノベーションによる保護の強化

新機能をいち早く市場に投入することは話題になりますが、最も重要なイノベーションは、最も効果的な防御を推進するものであると考えています。シマンテックは、エンドポイント製品群全体で、可能な限り早い段階での保護と検知を確立することに注力しています。このパッケージには、高度な機械学習を活用した複数の防御機能のほか、適応型保護、アプリケーション制御、Active Directoryの脅威防御、EDR、脅威調査、統合された脅威インテリジェンス、iOSとAndroidのモバイルカバレッジが含まれています。

シマンテックは、テクノロジー、イノベーション、セキュリティアナリストの専門知識と経験により、タイムリーな結果を提供しています。たとえば、シマンテックの分析には、民間の世界で最も重要な脅威検知ネットワークのひとつであるオンエージェントディテクタが使用されています。シマンテックのチームには、高度な資格を持った専門の脅威インテリジェンスアナリストがおり、世界中の脅威インシデントを検証し、最も重要なものをお客様のエンドポイントコンソールに直接表示させることで、検知と迅速な解決を促進しています。

シマンテックは、ネットワーク、情報、アイデンティティ、そしてエンドポイント制御ポイントを含むセキュリティ分野について、長年にわたる豊富な専門知識と経験を備えています。SES Completeは実績のあるエンドポイントセキュリティソリューションであり、単一のエージェントを提供します。また、オンプレミス、フルクラウド展開、さらにはハイブリッドミックスといった管理オプションからの選択・切り替えが柔軟に行えるため、追加のエージェントは必要ありません。

より高価なエンドポイントソリューションもありますが、SES Completeよりパフォーマンスの優れたソリューションはありません。その例をご紹介しましょう。 2020年のSunburst/SolarWinds攻撃によって多くのエンドポイントエージェントが使用不能になったとき、Broadcom Softwareのお客様は、10年以上前から当社製品に搭載されているソリューションである、当社の改ざん防止技術によって保護されていました。

最高の価値を求めて

当社は、第三者機関のアナリストが当社製品の経済的価値を検証していると考えています。BroadcomはForrester Consulting社に委託してTotal Economic Impact™（TEI: 総経済効果）の調査を実施し、企業がSymantec Endpoint Security Completeを導入することで実現できる可能性がある投資利益率（ROI）を分析しました。この調査では、シマンテックのROIが強調されています。

• シマンテックのROIは437%  

この数字は素晴らしいものですが、それが企業にとってどのような意味を持つのかを知ることが重要です。第1に、Forrester社はこの数字を平均的な「複合」顧客に基づいて算出しています。同社は、SESの正味現在価値を440万ドルと算定し、このソリューションの投資回収は6カ月以内に行われると判断しています。

元金回収の計算にはSESのさまざまな利益が数値化されて使用されましたが、特に次の3つが重要です。

• セキュリティ侵害のコストの回避
• セキュリティスタックの統合と簡素化
• 修復時間の効率化

Forrester社の調査では、当社のその他の利点として以下の点が挙げられています。

• 1エージェント/1コンソールアーキテクチャ（セキュリティスタックの簡素化と同様）
• セキュリティレイヤーを超えたコミュニケーションの向上
• セキュリティギャップがない（少なくとも最小限に抑えられている）、冗長なスキャンがない
• 自動化（例：適応型保護）: シマンテックが調査を実施してお客様のために自動的にポリシーを更新できる
• 強力なGlobal Intelligence Network（GIN）と、数十年にわたって蓄積された脅威インテリジェンスアナリストとしての専門知識/経験

最後に、シマンテックが過去の業績に甘んじていないことは注目に値します。当社の価値提案、継続的なイノベーション、そして業界をリードする技術の向上に全力を注いでいます。

シマンテックがBroadcom Softwareの一事業部になって以来、当社の研究開発技術への投資は増加の一途をたどっています。適応型保護をはじめとするSES Completeの新機能は、防止技術と保護技術に対するシマンテック独自のアプローチが攻撃者予備軍の撃退に効果を上げていることを示しています。さらに、高度な機械学習と人工知能への大規模な投資を行い、リアルタイムで攻撃をブロックし、デバイスの種類、オペレーティングシステム、アプリケーションにかかわらず、進化する脅威を特定しています。

SES Completeの詳細については、こちらのWebページをご覧ください。

[1] Gartner, Solution Scorecard for Broadcom (Symantec) Endpoint Security, 21 May 2021, Jon Amato, Sushil Aryal

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