ZTNAにウェブとエンドポイントのセキュリティをプラス

シマンテックのシングルエージェントが、単一機能ごとに追加されるエージェントの増殖問題を解消し、ウェブセキュリティ機能まで含めたZTNAを実装することができます。

多くの管理者はパソコンなどエンドポイントデバイスにおけるエージェントの増加に頭を悩ませています。これはエージェントの増殖（Agent sprawl）と呼ばれており、あらゆる規模や業種の組織にとって、より高いコストを生み出します。現在でもエージェント増殖の流れは続いています。 

エージェントの増殖は、IT管理現場に極度の疲弊をもたらしています。しかし、エージェントのアプローチが効果的であり、以下のようなケースを解決できることは否定できません。

• 会社の資産とリモートアクセスのリアルタイム監視
• クラウドや仮想環境インフラの監視
• 内部・外部からのアクセス制限

しかし、問題は、エージェントの数が多すぎることです。管理者は、複数のベンダーから提供されるエージェントの増殖に悩まされています。さらに、それらは互いに競合することもあります。企業はそれらすべてのエージェントの検証、導入、維持管理に多大なコストをかけていますが、本当にそれだけの価値があるのか疑問視されています。Secure Service Edge（SSE）のような革新的な新しいセキュリティモデルの採用が遅れている理由の一つとして、さらに追加エージェントの検証や導入が必要になることが多いからです。 

シマンテックがエージェント増殖問題に終止符を打ちました。Symantec Endpoint Security（SES）のエージェントは、シマンテックのウェブセキュリティサービスCloud SWG（旧名称WSS）、シマンテックのZTNA（SAC）、CASBなどSymantec SSEへトラフィックリダイレクトができ、従来のエンドポイント保護機能を超えた新しいアーキテクチャを採用しています。シマンテックのアプローチにより、お客様は導入済みのSES, SEPエージェントを利用してSSEを導入することができ、安全で強力な統合SSEエージェントを、導入コストを抑えて短期間で導入することができます。

シマンテックのシングルエージェントを使用すれば、ZTNAのメリットを簡単に活用することができ、企業はVPNからの移行を迅速に実現し、エージェントの増殖を抑えることができます。既存エージェントを利用してプロビジョニングが可能なため、例えるとクラウド管理コンソールでポリシー変更するのと同じくらい簡単に導入できます。さらに、シングルサインオンですべてのセキュリティサービスにアクセスできるため、ユーザーエクスペリエンスが最適化されます。その結果、ZTNA実装までのアプローチがシンプルになります。 

クラウドSWGを導入するメリットも企業にとって大きいです。シマンテックのウェブセキュリティサービスは、最先端のプロキシアーキテクチャと高可用性があるインフラを組み合わせています。クラウドのみならず、オンプレミスのユーザーに対しても、ウェブトラフィック検査、詳細なファイル分析、セキュリティポリシーの適用を実現します。 

エンドポイント保護とウェブアクセス保護から構成されるシングルエージェントを利用することで、在宅勤務・リモートワークのニーズに対処しやすくなり、さらに高度化する標的型サイバー脅威の検知と対応も容易になります。

さらに、シマンテックのシングルエージェントで以下のことも実現します。

• 攻撃される対象領域を削減
• 全体の防御力を強化
• EDRの強化（XDR）
• SASE導入の加速

さらにシングルエージェントに、情報漏洩対策製品Symantec DLPとデジタルエクスペリエンス監視ソリューション（DEM）AppNetaを統合していく予定です。  エージェントの再インストールや再起動は不要で、複数エージェントによる混乱もありません。IT管理者は、統合管理によるポリシー制御が可能になります。

シングルエージェントは、コスト低減と信頼性の向上をもたらします。シマンテックのエージェントは、導入も、アップグレードも、維持管理も、統合管理により容易になります。

さらに素晴らしいことに、SASE/SSEの実装が多くの企業にとってますます重要な目標になりつつある中、シマンテックのシングルエージェントイノベーションは、この重要で価値ある目標に近づくための時間を短縮することができます。

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