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Symantec Edge SWGおよびプロキシ: アップグレードの時期になりました

5つの主な利点でセキュリティ戦略を格段に向上

アップグレードは製品ライフサイクルの一部です。その時期になれば、アップグレードを最大限に生かすことで状況はよくなります。アップグレードでは計画、関与、そしていくらかの労力が必要ですが、アップグレードが完了すれば、現在と将来にわたり組織の役に立つ新機能を手にすることができます。これはSymantec Edge Secure Web Gateway(SWG)オペレーティングシステム7.3(SGOS)にも当てはまります。SGOS 7.3はアップグレードの労力を上回る豊富な機能を備えています。5つの主な利点とは以下のとおりです。

  1. High Risk Isolation:  知識の豊富なユーザーでさえ悪質なリンクをクリックしてしまうというケースが頻発しています。その結果、システムが侵害され、APT(Advance Persistent Threats)攻撃やランサムウェア攻撃によって、何百万ドルもの損害や評判の低下につながっています。このような状況は防ぐことが可能です。Symantec Web Isolationは、リスクレベルが5より大きいか分類できないWebトラフィックを抽出し、高度な性能と規模を提供するGoogle Cloud Platformでホストされた安全な隔離された環境に送信します。トラフィックがさらに詳細に審査される間、ユーザーにはWebサイトの画像のみが表示されます。未知のコンテンツを隔離し、ユーザーのシステムに到達できないようにすることは、ゼロトラストサイバーセキュリティ戦略の実行に役立ちます。未知のコンテンツやリスクのあるコンテンツが信頼されることなく、ユーザーに到達しないからです。この機能のために専門のベンダーに追加料金を払っているユーザーもいますが、Symantec Web Protectionにはこの機能が追加料金なしで組み込まれており、Edge SWGアプライアンスをSGOS 7.3にアップグレードするとご利用いただけます。
     
  2. Javaから移行  Javaは優れたプログラミング言語で、シマンテックの環境に長らく役立っていましたが、最近では信頼できないプラットフォームになりつつあり、定期的なアップデートが必要です。そのため管理が複雑化しており、完全に安全な環境の維持が困難になっています。Javaから移行することで、最新バージョンをダウンロードする必要がなくなります。シマンテックが導入するクラウドベースのWeb向け管理では作業が簡略化され、ユーザーには一貫した外観と操作性が提供されます。
     
  3. 健全性の監視を集約ネットワークにさらに多くのデバイスとロケ―ションが追加されるにしたがい、監視は困難になっています。SGOS 7.3には、DNS(Domain Name Service)Internet Content Adaptation Protocol(ICAP)、ネットワーク診断など、プロキシサービスに基づき健全性をきめ細かく観察する機能が含まれています。これは、上流でのロードバランサに、プロキシやサービスの可用性について通知するために役立ちます。プロキシに問題があれば、プロキシへのトラフィック送信を停止し、再ルーティングすることができるため、トラブルシューティングの時間と労力を減らすことができます。
     
  4. TLSTransport Layer Security1.3シマンテックはこれまで常に、業界をリードする暗号化トラフィック管理機能を提供してきました。SGOS 7.3によるTLS 1.3のフルサポートは、その方針に沿うものです。TLSの最新バージョンに移行することで、旧バージョンの脆弱性を回避できます。TLS 1.3では、最新の暗号スイートに従い、適切な暗号管理と強度のコントロールを行うことで、最大限のセキュリティを維持できます。また、シマンテックはオンプレミスとクラウドSWGの両方でTLS 1.3をサポートしているため、EdgeおよびクラウドSWGの間を簡単に移動できます。
     
  5. Universal Policy Enforcement企業のITインフラストラクチャがハイブリッドクラウドに分散するとともに、管理上の問題は増大しています。管理作業を簡略化するために、SGOS 7.3では配備が柔軟になっています。そのためユーザーは、オンプレミスのエッジアプライアンスでもクラウドSWGでも、同じセキュリティポリシーと利用規約ですべてのSWGインスタンスを管理できます。また、トラフィックの検査がどこで行われるかにかかわらず、ポリシーはユーザーを追跡するため、クラウドSWGを介して支社とリモートユーザーをより効果的にサポートできます。

その他の考慮点 

どの新規リリースでも、安定性を考慮することは必要です。ただし、SGOS 7.3は数カ月間シマンテックのクラウドSWGで実行されており、確実な実績を積んでいます。クラウド環境でこれまで数百万のユーザーが順調に使用しているため、お客様自身の環境でも問題ないと言って差支えないでしょう。さらに重要なことですが、SGOS 7.3はロングタームリリース(LTR)です。つまり、今後の機能強化はすべて、お客様が将来必要になる機能も含め、SGOS 7.3に追加されます。

最後に、サポート終了もライフサイクルの一部です。20231231をもって、SGOS 6.7のサポートは終了します。その後は、何か問題が起きてサポートにお電話をいただいても、アップグレードを求められます。そうなる前に、ご都合のよいときにアップグレードを計画されることをお勧めします。今から始めれば、まだ時間に余裕があります。

詳細については、Symantec Web Protectionの動画プレイリストで、High Risk Isolationやその他の機能について見逃しているものがないかご覧ください。動画は随時追加されています。 

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About the Author

Kevin Hohenbrink

Principal Product Manager, Symantec Enterprise

As Principal Product Manager for several products in our Symantec Security stack, including: Edge SWG, SSLV, and Cloud Firewall Service - Kevin helps manage cross functional teams to build innovative & next generation products for enterprise customers.

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