セキュリティの進化と展望
シマンテックとAuroraのパートナーシップが導く未来
新しい脅威、新しい課題、新しい脆弱性は毎日のように出現していますが、それはいままでも経験したことです。一方、幸いにも新しい革新的なソリューションも登場しています。
私が15年以上前に情報セキュリティ業界でキャリアをスタートしたとき、Symantec Encryption Desktopソリューションを使用して1万5,000以上のエンドポイントを管理するリードエンジニアとして、その会社で初めての全社規模のディスク暗号化プロジェクトを担当しました。
現在はAuroraのサービスチームのシニアエンジニアとして、エンターテインメント、金融、ヘルスケアの各業界のお客様にSymantec Data Loss Prevention(DLP)導入のためのプロフェッショナルサービスを提供しています。
1990年以来、Auroraのエキスパートはセキュリティを重視する企業のビジネスクリティカルなアプリケーションをサポートしてきました。経験豊富なセキュリティエキスパートチームがお客様を支援し、データセキュリティの複雑な課題を解決します。
Secure Access Service Edge(SASE)はネットワークとSaaSを統合しているため、既存のセキュリティソリューションにはない機能を利用できます。
Broadcomの事業部門であるシマンテックとAuroraの関係は、20年以上前の暗号化から始まりました。暗号化は当時、セキュリティで最も重視されていました。暗号化と暗号化キーは何年もの間、セキュリティのすべての問題のソリューションとされていました。もちろん、その後はリモートワーカーの暗号化の管理や復号化など、より複雑な問題も経験しました。そのような変化があってもAuroraはシマンテックの最良のパートナーとして、共通のお客様に最適なソリューションとサービスの両方を提供してきました。弊社のエンジニアはセキュリティの変化に機敏に対応しています。そんな弊社にとって、テクノロジの未来と言えばSecure Access Service Edge(SASE)が真っ先に思い浮かびます。
SASE
これまで多くのお客様が次のような質問をされました。「SASEはそんなに重要なのですか。当社にも必要なのですか。」
5Gへと進化すれば、企業はこれまでにない速度でデータファイルを処理することになります。5Gを導入するにはセキュリティの強化に加え、帯域幅とコンピューティングリソースを増加する必要があります。データはオンプレミス環境とクラウド環境を移動するときに、暗号化と復号化の両方が必要になります。5Gを導入してクラウドセキュリティの強化が必要になれば、高度で革新的なセキュリティ構造が必要です。
クラウドの利用が進めば進むほど、セキュリティを重視する企業にとってSASE(Secure Access Service Edge)に準拠したフレームワークの採用は重要になります。
SASEはネットワークとSaaSを統合しているため、既存のセキュリティソリューションにはない機能が提供されます。SASEアーキテクチャでは適切なセキュリティポリシーが適用されたセキュリティ機能を使用して、ユーザーはどこで仕事をしていても安全に接続することができます。
SASEの目標はSecure Accessのプラットフォームを使用して、場所とデバイスを問わずすべてのユーザーに会社のリソースへの安全な接続を提供することです。
今日のようにクラウド化が進むと、セキュリティを重視する企業にとってSASEに準拠したフレームワークの採用はますます重要になります。SASEフレームワークは万能ではありませんが、それによってDLPやCloudSOCの導入が可能になり、モバイルデバイスの保護が向上します。Auroraはお客様のSASEフレームワークの構築やクラウドの保護に役立つセキュリティコンサルティングサービスを提供しています。
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